マーダーミステリー「鬼哭館の殺人事件」プレイ感想
『鬼哭館の殺人事件』
作者:小田佳輝様(グループSGR)
PL7or6人/GM不要
プレイ時間:4時間
ユドナリウム使用/パッケージ版あり
エンディングロールプレイあり
有料
☆前半ネタバレなし、後半ネタバレあり感想☆
大正浪漫マーダーミステリィをやりました✨
groupsgr-kikokukan.wixsite.com
非常に評判のよいシナリオなので、期待値がとても高かったのですが…
超・超・超 おすすめシナリオです!!!
キャラクターが全員個性的で、背景がしっかり作り込まれているおかげで作品の世界に没入できるんです。
大人数シナリオはいつもそうですが、情報量の多さに翻弄されます。各々の思惑も重なり合って大混乱になるんですけれど、最後には綺麗にまとまるこの感じ、大好きです💕
やりごたえのあるシナリオですが、ヒントシステムがあるので初心者でも楽しめるように工夫されています。このように「マダミスをたくさんの人にやってほしい!」という思いを感じられる作者さん好印象なんですよね。
皆さんにぜひやってほしいシナリオです✨
オンラインの他に、パッケージや店舗でもできるようですよ!
☆☆ここからネタバレあり☆☆
メイド長でプレイしました!
書生とバッチバチのバトルを繰り広げて負けました。。
こんなにも女主人を愛しているのに犯人に指名されて心外です😂
いやぁ、でも、ものすごく面白かった〜!このキャラクターを選んで良かったと心からそう思います。
女主人のためにただただ、本気で犯人を探していました。
ハングドマンのからくりについて早々に引いて速攻で情報共有したりとか、自分目線では怪しくない動きをしていたと思うんですけどね…笑
トリックは大まかにはわかりましたが、主人と書生の関係性を完全に理解できなくて、自殺幇助にまでは行き着けませんでした。主人の考えにたどり着けなかったことが悲しくて仕方ないです。
犯人指名されてしまった要因はわかっています。まず、銃などの怪しい要素が議論終了10秒前くらいに出てきたため弁明ができなかったこと。スパイであることは隠さなくても良いと思っていたので時間さえあればすぐ弁明できたのに…!
次に、アリバイについて怪しい要素もラスト10秒前くらいに出てきてしまったんです。それも時間があればすぐ弁明できる内容でした。
加えて、犯人候補として戦っていた書生が、あまりにも積極的に情報共有するのでみんなの目には怪しく映らなかったようです。書生としては作家に真相解明してほしかったのでそういう動き方をしていたんですね。
私も書生も「アリバイなど考えると犯人候補はメイド長か書生」と明言して、一対一のバトルを繰り広げました。それがもうほんとに楽しくて…!
ギリギリのところで負けてしまいましたが、その悔しさも含めて『マダミスって楽しい!!!』と叫びたくなるようなシナリオでした。
アクションフェイズでは書生を無力化できたので、次なる殺人は防げました。
ジャクリインには逃げられてしまいましたね。残念です。
そしてエンディング…これはエモい。
各々のRPが最高でした。自分もRP頑張ってGMに褒めていただきました✨
本編で全然金目の物を集められなかったのが心残りで。希望をなんでも叶えてくれるということだったので、使用人たちの面倒をみてほしいと頼みました。
自分自身に関しては、主人との思い出が詰まったこの屋敷で静かに暮らしたいと。
辛いなあ…メイド長にはいつか幸せになってほしいですが…女主人がいない今、どうやったら幸せに生きていくことができるのか想像もつかないです。
HO読み込みから始まり、本編、アクション、エンディングまですべてが素晴らしいシナリオでした。
ちなみにメイド長をプレイした身としては、おまけ短編が最高すぎてホクホクです😊